2012年03月17日

藤村のにごり酒

face02 最近、私、お酒の世界へ足を踏み込んでしまいました。icon10
   ほんのり、桜色位の量ですが、夕食の買い物で、つい、face05
   この瓶、素敵でしょ! コバルトブルーの瓶の中は、真白き濁り酒。
   お洒落な感じに、誘われました。face02icon22   

diary ラベルには、島崎藤村の 『 千曲川旅情のうた 』 の一節が、
    
       千曲川 いざよう波の 岸近き
       宿にのぼりつ にごり酒
       にごれる飲みて 草枕 しばし慰む
     


diary  ( 小諸なる古城のほとり )の方が、
     馴染みがありますが、どちらも同じ、藤村の作品。

      小諸なる古城のほとり
      雲白く遊子悲しむ
      緑なすはこべは萌えず
      若草もしくによしなに
      しろがねのふすまの岡部
      日に溶けて淡雪流る

      この歌の最後に、その一節は出てきます。

diary ほんと、私、瓶のラベルを描くのが、好きみたいです。
diary 人生いろいろ、たれもいろいろ。

 diary      佐久市、千曲錦酒造のお酒。

       『 もち米四段仕込み 』 による旨味と甘みが、
        口の中を、濁しますね。
     
        これを、ちょんこずいて飲んでいると、
        沈没するでしょう。
        一杯だけにしましたよ。face02


  


Posted by lilymasako at 06:00Comments(18)絵手紙